持ちつ、持たれつ。

声豚・現場厨・懐古のクソ三拍子

ツキライに行ってきたよ

※2次元アイドルオタクによる妄想レポです

※8割妄想・2割現実 ご都合主義 広い心で読んでください

 

 

今更ながらサマカニのレポを書こうと思っていたのですが、そういえば昨年末のツキライのレポもまだ書いていないことに気付きました。時間経つのめっちゃ早い。やばい。平成最後の夏が終わってしまう。

細かいレポはもう沢山の方があげてらっしゃるので、昨年末のツキライについては推しの感想のみに留めたいと思います。留まるかは別として…。

 

■TSUKIPRO LIVE 2017 WINTER CARNIVAL

そしてこのライブの話をする前に更に話を昨年の初め頃の話をさせてください。久々のSOARAのワンマンライブのことです。

そう、Wonder Wandが初披露されたあのライブ。

皆さん、わんわん前のMC、覚えてますか?

あのMCでSOARAの皆がとある夢について語ったことを。

SOARAのみんなは「この夢がもう少し現実的になったら、みんなに言うね」と約束をしてくれました。とはいえライブ後のインタビューやその後のラジオなどで、SOARAオタクはなんとなく夢の内容に気付いていたように思います。かくいう私も居酒屋でハイボールを片手に「SOARAがあの箱に立つところを絶対にこの目で見たい」と発言したことをよく覚えています。

 

なのでツキライ冬に参加が決まった時は正直嬉しい気持ちと同時に、早っ!!と思ったのもまぁ無理はないと思うのです。ただ、ツキライ冬に合わせて放送された密着ドキュメンタリーで、武道館が決まったことにSOARAのみんなが涙ぐみながら喜んでいるのを見て、本当によかった、神様ありがとう!と天を仰がずにはいられませんでした。今でも思ってる。何度でも言う。神様ありがとう!マジ感謝!

 

迎えたツキライ冬。武道館に踏み入れたらステージにSOARAの楽器が置かれていたのでトップバッターを確信。席に着いた瞬間にお墓の相場ってどれくらいだっけと思ったのは後にも先にもこのライブだけです。

SOARAが披露したのは、エリアルを始めとする最新の楽曲。SOARAってどんなアイドルなの?という問いかけの答えになりそうな4曲でした。終わった後に周りの他グループ担たちが「めっちゃよかった!」って言ってくれると鼻が高くなってしまうのを堪えられません。お前はSOARAのなんなんだ?と思われそうなキモオタです。

そして最後の全員曲『Dear Dreamer,』では、なんと、SOARAが楽器を置いた〜〜!!!!踊った〜〜〜〜!!!望と廉のハートを作るあのポーズは、今やSOARA担の写メの定番ポーズになりましたね。(私の周りだけかも?笑)

武道館に立つ空くんは、色々な感情がないまぜになって、時折何かを思い出したように険しい表情もほんの一瞬したりして(空くん定点してないと見逃すレベルの一瞬)それでもやっぱり楽しそうで、私の大好きな笑顔で沢山の輝きをくれました。

夢を叶えたんだなって思ったら、自分のことみたいに嬉しくて、空くんの背中についてきてほんっっとに良かったです。

 

 

■TSUKIPRO LIVE 2018 SUMMER CARNIVAL

通称サマカニ。またの名を、『三日月事変』

いや本当にあのソロの話とかもしたいのよあのテンポの曲をよくもまぁあんなに飛び跳ねながら弾けるわねみたいなこととか話したいのよ。運動会した話だってしたいのよ。大玉転がし楽しかったね大玉触れなかったけどって話もしたいのよ。

でも三日月ファンタジーが全部掻っ攫うからダメです。

 

三日月ファンタジー、は、実はあまりSOARAのライブで歌われる曲ではありません。

この曲は、SOARAがデビューしたときの、1番最初のCDシリーズ―――いわゆる『花鳥風月』シリーズの最後を締めくくる曲でした。曲が出た当初の、SOARAのおたくたちの阿鼻叫喚はすごかった。聴いた人から「無理…」って言いながら倒れていくの、思い出すとちょっと笑えてきちゃう。まぁ私も当時めちゃくちゃに暴れながら倒れましたけども。

 

SOARA(とGrowth)は、あのツキノプロのオーディションから出てきた期待の新星ということで、デビューが決まってから沢山の媒体に出ることができた、とても恵まれた新人でした。

だから私たちは知っていました。SOARAがどんなコンセプトの音楽をやるのかを。SOARAが結成されたきっかけを。SOARAの、大原空くんの、過去の話を。―――音楽が大好きな空くんが、過去に一度、音楽を手放したことを。

『三日月ファンタジー』という曲は、今現在の空くんから、君=その過去の空くんに向けた曲だとファンの間では考察されています。 SOARAはライブでオーディションのときに作った曲も披露してくれることも多いです。そのときに、「この曲を作ったのはこういう時だったね」「こんな時に出来た曲なんだよ」みたいな話はよくしてくれているのですが、『三日月ファンタジー』に関してはあまり聞いた記憶がありません。あの『マクガフィン』すら、どうして5人で歌うことになったのか、5人でならあの過去に向き合えたってことを知っているのに。だからこの『三日月ファンタジー』の考察があっているのかどうか、私には判別がつかないけど―――そうであってほしいな、とは思うのです。だってこの曲は、救済の曲だから。半ば棄てるように音楽から離れてしまった空くんが、許されて、前に進めるようになる曲だから。 『三日月ファンタジー』の最後はこう結ばれます。

この物語が君の元へ 届くように 

 こんな美しい祈りを、他に見たことはありません。『マクガフィン』で仲間にそうしてもらったように、「大丈夫」と伝えたい。未来は、大丈夫だと。

 

話をサマカニに戻します。サマカニはツキライ冬と同様4ユニットが出演する事務所合同ライブです。私がもしSOARAをプロデュースしていたら(?)ここで『三日月ファンタジー』を歌わせることはしないと思います。ツキライ冬のように、「これがSOARAです!」と他G担にも分かりやすい選曲をしたことでしょう。実際デビュー前の曲でも『Summer Session』や『S.O.A.R.A.』は盛り上がる鉄板の曲だし、多分そのあたりを選ぶはずです。

それでも空くんは、SOARAは、ここで『三日月ファンタジー』を歌うことを選びました。ワンマンライブでもめったに歌われないのに。

ここからは本当に私の妄想レベルの話なんだけど、「武道館に立つ」という目標を叶えたから、この曲を歌ったのかなって思ったの。今このタイミングで、もう一回、過去の音楽を諦めてしまった自分に、未来は大丈夫だって。今の僕は君の待っていた未来を運べるんだよって。伝えたかったんじゃないかな。そう思ったらもう涙が止まらなくて。こんなぐしょぐしょの顔を推しに向けられないよって思ったんだけど、でもどうしても目をそらすことだけはしたくなかった。ちゃんと見なきゃ、きっとこれは、SOARAにとってすごく大事なステージだから。空くんは、直前に歌った『スタートライン』との「温度差で風邪ひかないでね」って苦笑いしながら言ってた。無理な相談です。

 

■『三日月ファンタジー』の、その先へ

SOARAは現在、いわゆる「Re:STARTシリーズ」をリリースしている最中です。リスタートといいながら新しい事への挑戦をしているあたり、本当にSOARAらしく、いつまでも高みを目指し続ける強さを感じます。そういうとこ、好きだなぁ。『三日月ファンタジー』を超えて、SOARAはどんどんと前へ進んでいきます。

持論ですが、私にとってアイドルは「いつか見た夢の続き」です。SOARAが夢を叶えているのを見て、私もいつの日か諦めた何かの夢を消化―――昇華していく。だからアイドルへの「好き」は「期待」だと思います。SOARAはそんな期待を、絶対に裏切らない。大原空くんの音楽は、これから先、私には想像も出来ないほどの人を救い、たくさんの人の夢を叶えていくのです。すごく楽しみで、ワクワクするね。空くんが、SOARAが絶対に、最高の景色を見られる世界に連れて行ってくれる。だって、未来は、大丈夫なんでしょう? 空くんを好きでいられることが、私の誇りです。

 

 

 

大好きな大原空くん、誕生日おめでとう。

あなたの未来に、いっそう幸あれ!